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TPPを簡単説明 これならわかる! [情報]

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安倍内閣になってTPP交渉問題が
毎日のように話題になっています。

そこで、TPPを簡単に説明してみました!


TPPは、
Trans-Pacific Strategic Economic Partnershipの略で

日本語では
環太平洋戦略経済連携協定といいます。


TPPの発端は2005年にシンガポール、チリ、
ニュージーランド、ブルネイの
4カ国で経済連携協定を作ったことからで、

現在は太平洋を取り巻く国々
アメリカ、オーストラリア、
マレーシア、ベトナム、ペルー
カナダ、メキシコが加盟しています。

NAFTAというのがありますが、
これは北米自由貿易協定といい、

アメリカ、カナダ、メキシコの
3カ国だけで行われている自由貿易協定で、

このような自由貿易圏を
太平洋周辺の広い範囲で行おうとしているのが
TPPというわけです。


TPPに加盟すると
加盟国間で貿易するときに
関税をやめて、自由に貿易をすることが
可能になります。

そうすると、
日本には海外から安い品物、
車、家電製品、食品が入ってくることになります。


反対に日本の高度な技術のものや、
安全性の高い美味しい作物を
海外に輸出することが簡単になり、

個人輸出も簡単に出来るようになります。


輸入と輸出のバランスがとれていれば
TPPに対してなんの問題もなく
簡単にTPPに参加できるのでしょうが・・・



では関税とは??
簡単に説明しますと、
輸入品が通関するときに課せられる税金のことです。


日本において関税率にはいろいろな種類があります。
中でも従価税と従量税というのがありまして、
この2つについて説明します。

従価税は日本で最も一般的な関税率の形態です。
輸入品の価格に比例して関税がかかります。

従量税は輸入品の個数、容積、重量など
数量を基準に関税がかかります。
ですので輸入品の価値に関税率は影響しません。



ここで問題になっているのが
農業です。


お米は従量税なのです。

お米は1キロ当たり、約341円の関税がかかります。

例を出して説明しますね。

アメリカのカリフォルニア米ですが、
アメリカでの金額が10キロ5000円とします。

それを日本が輸入すると、税金は
341円×10キロ=3410円で、

日本のお店で買うときには
8410円になっているわけです。


また、タイ米では、というと、
輸入品の値段を調べると
10キロが3500円〜4000円でした。

従量税なので、
お米10キロにかかる税金は同じです。

つまり、税金が3410円。

ということは、、、
タイ米って安いんですね〜。


もし日本がTPPに加盟したら
お米の値段はどうなるのか、、、。


タイ米とカリフォルニア米は
味も使い道も全然違うので
簡単には比較できないでしょうが、

カリフォルニア米は日本のお米に
とても似ていますものね。


説明するまでもなく、
特に日本の農業は関税により
守られているのかもしれません。



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